-僕のCHIANTI物語。。。-

僕のCHIANTI物語。。。

僕の人生の目標とも言える、六本木の外れの飯倉片町に1960年創業の老舗中の老舗イタリアン『CHIANTI 』…。

 

なぜこのレストランが目標かと言いますと、料理はもちろんのこと、ここの歴史や客層もよく理解した上で 当たり前のようで当たり前ではない、

この店で一丁前に食事ができるようになるということが僕の幼き頃からの「」だったから…。

なぜなら、この場所では老いも若いも、お金持ちか貧乏かも、社会的地位があるかないかもまるで関係なく、

ただ本物か本物ではないかということだけが一番大事…。

ただ、その「本物になる」ということこそが「」として…いや「」として一番の難関なわけで…つまり50を超えた今でもそう簡単にはこの店の扉を開けることはできない自分がまだまだ存在しているわけであります…。

さらっと出てくる薄くて小さなPizzaから始まるキャンティーワールドのスタートは…

大嫌いだったナスが大好きになったこの店定番の「ナスのマリネ」や

お上品な酸味が病みつきの「魚介のマリネ」

オリジナルカクテルソースが激ウマの「生牡蠣」などなど、みんなこの店で味を覚えたフェイバリッツな前菜から

わずかな時期しかサーブ不可能な あまりに貴重すぎるイタリア野菜「プンタレッラ」や

 

濃厚な「白子のグラタン」等の季節限定の前菜たちまで もし偶然出会えたらそりゃあラッキーとしか言いようがありません…。

そしてこの店一番の名物料理であります「バジリコのスパゲティーニ」は、まだ日本ではフレッシュなバジリコが手に入らなかった時代に

試行錯誤の結果、パセリと大葉を代用して生み出した 今現在でも「日本一のバジリコ」と言われ続けている『CHIANTI』の最高傑作!!

そしてフレッシュなものよりぶっちゃけ美味い、これまた知る人ぞ知る絶品「乾燥ポルチーニソースの手打ちパスタ」(さらにこの日は贅沢に刻んだトリュフをトッピング!!)もたまらぬ味わい…。

メインの僕のお決まりは、ここでしか味わえない究極のオリジナルメニュー「仔牛のフローレンス風 バターライス添え」!!

薄くカットされた仔牛の上にほうれん草のピューレ&ベシャメルソース、チーズをのせてオーブンで焼いた もう一度食べたら忘れられない

僕の人生でも最高の思い出の料理…初めて食べた時のあの衝撃と感動は今でも脳裏に焼きついております…。

最後に前菜同様テーブルワゴンで山のようにやってくるお待ちかねのドルチェは、お酒が弱い人ならこれだけでひっくり返りそうなほどリキュールを締めこませた

究極の「チョコレートムース」で〆るのがいつもの定番…僕的にはお茶やカフェは頼まず、あくまでもワインのお共として

この本物の「大人の味」に酔いしれるわけであります…。

そりゃあ『BRUNELLO di MONTALCINO』も2本も開くわけですよね〜…汗

子供の心をもつ大人たちと大人の心をもつ子供たちのためにつくられた場所...それがここ『CHIANTI』のテーマ。

いつ 誰と訪ねても背筋がピーンと伸びる…そんなリストランテがずっとこの歳になってもまだまだ目標として存在しているって、ホント素晴らしいことでありますなぁ。。。

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