世の中には不思議なお店ってあるもんですね〜道添いでもなんでもない 普通のビルというかマンションの中に入っていき 、突き当たって左に曲がると、
いきなり昭和にタイムスリップしたような古民家が登場し、
それが史上最強とも言える隠れ家居酒屋『食堂弐番』…結構前からあるらしいんですが、25年以上『南麻布』に暮らすわたくしも、さすがに全くその存在を知りませんでした…汗。
六本木テレ朝通りにある「麻布税務署」近くなんですが、まぁ最初はまずたどり着くことさえもままらないことだけは確か…苦笑。
一階はちょっと常連さんじゃないとなかなか座りづらそうな6席ほどのカウンター席で
急な階段を2階に上ると、
やや大人数様用から
しっぽり二人からでも使えそうな部屋や
友達とワイワイできそうな部屋まで 全4室の個室があって、ある意味 どこかのテーマパーク的雰囲気は実に楽しげではありますが、まず最初に僕的にはちょっと照明が暗すぎるかなぁ…苦笑。
リーディンググラスを忘れて行ってしまったのでメニューから何からまるで何も見えませんでした…苦笑。
そういえば 以前 麻布十番にも今は亡き、故 志村けんさんが行きつけで大ブレークした『ラッキー酒場』という 大きな「手羽先」が有名な、やはり古民家を改造した居酒屋がありましたが、いつのまにか潰れてしまいましたね…。
アルコールはビールにワイン&日本酒、焼酎、梅酒に様々な豊富なカクテルまで、ありとあらゆる種類が用意されておりますが、店の雰囲気からすると僕的には「レモンサワー」や「梅サワー」かな…笑。
これらは一杯 ¥7〜800ぐらいなのでまぁまともですが、日本酒とかワインはそこまで安いといった感じではありませんでしたね〜あと「ハイボール」が「サントリー角」とかの安めなウイスキーが置いていない分、安いのでも¥1200ぐらいしてたから、世のサラリーマンたちには少々ガンガン飲むには厳しいかもしれません…苦笑。
この日の「お通し」は「こんにゃく」や「ひじき」の入った「和風和え物」で結構食べ応えあり。
あまりお腹が減っていなかったので お料理は、まずは大好物の「梅水晶」（¥500）、
旬な「ほたるいか沖漬け」（¥600）、
コレは美味かった〜「自家製ごま豆腐」（¥600）…とまぁここまでは良かったんですが、
登場までずいぶんと長い間 待たされた挙句、やたらと小さく 衣の下の中身も少なかった「自家製カニクリームコロッケ」（¥1000）に
ソースが甘すぎて最後まで食べきれなかった「横手焼きそば」（¥800）…と、一番期待していたところを外してしまい、結果的には全てポーション少なめな上に、 味も まだ何もいただいてないとはいえ、まぁおそらくそこそこなんじゃないかと…苦笑。
それなのにこれに飲み物も酎ハイ4杯で、なんで今回 ¥10000を超えてしまったのかが意味わからず…どうやら「特製豚生姜焼き」（¥1200）や「カジキマグロのトロかつ」（¥1300）なんかが激ウマらしくお勧めということで、もしかしたら「食堂」ってぐらいですから、夜遅い時間にディナー難民と化した時に「ご飯と味噌汁セット」もあることだし、定食屋的に使うのがいいのかも…この感じで普通に調子乗って飲んで食べてたら、おそらくこんな居酒屋なのに 一人¥15000以上は確実にかかってしまいそうであります…汗。
暗すぎてお会計すらもあまり見えなかったもんで思わずサインしちゃいましたが、それにしても もしテーブルチャージがかかってたとしても少々高すぎやしませんか？？
あと文句ついでに言わせていただければ、古民家なので正直足が冷えて、寒くて仕方なかったのと、BGMの昭和の歌謡曲も僕的には相当なNG…中島みゆきとかオフコースあたりがガンガン流れる個室では、落ち着くというよりかは逆にどんどんと落ち込んでしまい、この「コロナ禍」の生きるか死ぬの大変な時期だというのに、ただただ悲しくなってしまいましたよ…涙。
ネットの口コミにはいいことしか書いてませんでしたが、正直ちょっと僕は苦手かも…。
でも会社の飲み会で人気者になりたい方なら、場所としては遊園地のアトラクション感覚で連れの人たちをアッと驚かせるにはもってこいかもしれませんが、とにかくお支払いを居酒屋感覚で考えてたらどえらいことになりそうですので、そこだけは十分にお気をつけください…苦笑。
メニューを見てる分には そんなに高そうには見えないのに なんでだろうなぁ…いやぁ〜不思議だ。。。（汗）
