約1年と数ヶ月ぶりに、みなさまから強い要望の多かったハワイの最新レストラン事情を少しづつ話して行くことにいたしましょう…。
言わずと知れた今回のパンデミックが原因で数多くのレストランが廃業 or 休業に追い詰められたここハワイですが、そうかと思えば新たにオープンするお店も後をたたないのが、やはりこの島の凄いところでありまして、特に今現在 日本人観光客はほぼ皆無と言っても過言ではないですが、メインランドからの移住者の極端な増加と、格安チケットで初めてハワイを訪れたような黒人やヒスパニック系アメリカ人観光客たちで街は大賑わいとなっておりまして、どこのレストランもまったくと言っていいほど予約が取れない状況が続いております。ワイキキ周辺はそのドレッドヘアースタイル率の高さに、なんかバハマかなんかにいる感じで、「えっ?ここってワイキキだよね?」とちょっと目を疑うほど…汗。
日本では報道されておりませんが、結構 観光客同士の殺傷事件や発砲事件なども起きておりまして、つまり今のところあまり暗くなってからはワイキキには近づかない方が良いとされております。
なので逆にワイキキから少し離れた、アメリカ人観光客が訪れないレストランが狙い目ということで、そんな中、キングストリートのケアモクとの交差点から2ブロックほどダウンタウンに向かったところに新たにオープンしたのが
ネパール出身のシェフが腕をふるうインド料理店『SPICE UP』!!
わずか数軒しかないハワイのインド料理店ですが、ようやく本格的に美味しい店ができたと ローカルには話題でありまして
もちろんまだまだ BYOですから、近所のガスステーションでHawaiiらしい安くて美味いワインをしこたま買い込んで出かけましょう〜!!
それにしてもアメリカって面白いよね〜ガソリンスタンドの中に堂々とリカーショップがあるんだからね…苦笑。
本当は「Tandori Chicken」が食べたかったけどサイズ感が凄そうだったので、「APPETIZER」枠にあった「Tandori Wings」($9.95)にしてみたらこれが大正解!!
一口サイズで食べやすいし、なんと言っても味付けが完璧!! これは白ワインがススみますなぁ…。
全てのカレーにはインディカ米の「Basmati Rice」が付いてきますが、
もちろんメニューで気になった「Lemon Fried Rice」($7.99)と
「Garlic Cheese Naan」($5.95)は追加…「ガーリックナン」でも「チーズナン」でもなく「ガーリックチーズナン」ですからそりゃ最高でしょ〜!!
メインの「CURRY」はオニオンとアーモンドクリームソースが決め手の、ややマイルドな「Chicken KORMA」($16.99)と
ホットチリソースで毛穴から汗が噴き出す 超スパイシー「Shrimp VINDALOO」 ($20.99)をチョイス…いやいや噂通りの本格インド料理が ようやくついにこのハワイにも登場ですよ〜いやぁホントウマいの一言!!
他にも数々のメニューが存在しますので 、これから少しづつですが、徐々に全てを食べ比べてみようかと思います。。。
そして2軒目は去年の8月にカカアコ地区の『SALT』横にオープンした、『Doraku Sushi』や『Brue Tree Café』等も経営するアオキ・ファミリーのケビン・アオキ氏が手がける、今最も大注目の
アジアンレストラン『1938 INDOCHINE』!!
店の前には大勢でワイワイやるにはご機嫌な ゆとりのあるテラス席が数多く設置され、
さらにアラモアナブルーバードサイドまでにも及んでおりました。
なぜ1938かというと、まず1938年という年はフランスが東南アジアの一部の国を統治した年とともに、ケビン・アオキ氏の父親である、ご存知『Benihana』の創業者 ロッキー・アオキ氏の生まれ年とのことで命名されたとのこと。
店内はヨーロピアン&フレンチ様式の中に、
東南アジアの雰囲気が随所に活かされた エキゾチックな空間が、
一瞬ここは本当にハワイなのかと錯覚させらるほど多岐にわたって、隅々まで繰り広げられております。
チャイナタウンの『Pho Que Huong』のディエン・ヴー氏を筆頭に、それぞれベトナム、ラオス、タイ料理専門の3人のシェフを起用した 肝心のお料理の方はどうかと言いますと、正直しっかり腰を据えていただくほどのメニューは見つからず、残念ではありますが どちらかというとあくまでもお酒のつまみと言ったところでしょうか。。。(汗)
この日オーダーしたのは
レモングラスとガーリックの他に3種類のシェフオリジナルスパイスソースで絡めた「Lemongrass Pork Ribs」($16)に
クリスピーに揚げた北ベトナムスタイルのいかをレモングラスで味付けした「Pan Fried Squid」($15)、
ミンチした豚肉と野菜をライスペーパーで巻いて揚げた「Imperial Roll」($13)、
これまたミンチした豚肉や野菜を春雨とともに炒め、レタスで巻いただけの「Glass Noodle Shrimp」($13 )…と だいぶ味も見た目もイマイチなお料理ばかり…〆の炭水化物系も魅力的なものはほとんどなく、だいぶ期待して出かけたんですが 完全に肩透かしを食らった形となってしまいました…涙。
でも最初から飲むのがメインで全てつまみと思えば、インテリアや雰囲気だけはだいぶシャレオツですから使い勝手はいいかもしれません。。。
そしてその『1938 インドシン』から歩いてすぐのところに2019年11月に新規オープンした
『Ya-Ya’s Chophouse & Seafood』は、
あのハワイ出身のオバマ元大統領も帰郷したときに訪れるという 、地元のロコ達にも大人気なシーフード&ステーキハウスなわけですが、
実は二軒目使いとして飲むだけでもOKとこちらもだいぶ使い勝手よし…。
ちょっと奮発して、ナパで最も古い歴史を持つ Cabernet Sauvignon「Charles Krug (チャールス・クリュッグ)」あたりをオーダーして
あとはワインのアテにもなるほど食べ応え十分の超アメリカンな「チーズケーキ」なんかがあれば もうそれだけで大満足…コロナ対策も万全(ほとんどのレストランがクラスター防止のために、きっちり住所、電話番号名前をノートに書かされます。)なHawaii.Honoluluの夜は、日本と違ってやはりかなり熱かった!!
次回もまたお楽しみに〜。。。