2016年12月14日…
チャイナタウン『THE PIG AND LADY』の真横にオープンし、
あっという間に今やホノルル1 予約の取りづらいレストランとなってしまった話題の『Senia』に初潜入!!
そりゃあ アラモアナ・センターの高級隠れ家レストラン「Vintage Cave Honolulu(ヴィンテージ・ケーブ・ホノルル)」の元料理長「Chris Kajioka(クリス・カジオカ)」氏と、ミシュランの星を獲得したロンドンのレストラン「Fera at Claridge’s」でパスタ担当として活躍していた「Anthony Rush(アンソニー・ラッシュ)」氏の2人がオーナーシェフなわけですから致し方ありません…。
扉を開けるやいなや、やはりハワイにしてはオシャレに着飾ったアダルトなお客様達で店内は熱気ムンムン!!
隣の席でも こんなほのぼのとした粋な老夫婦カップルが最新のフュージョン料理に舌鼓しておりました…海外のこういったオシャレ空間は、日本と違って一切子供達はいないし 来れないから、自然に感覚の鋭い大人達が集まってきて またそれがひとつの大事なインテリアとなっていて そこがいいんだよね〜。
後から気づいたんですが、ちょっと右横のテーブルにも、日本No1とも言える金髪のお笑いの大巨匠さんも家族を連れご機嫌に赤ワインを飲み干しておられました。
この方、一見そんなにオシャレそうには見えないんですが、奥様が(超美人でびっくり!!)大層なお嬢様らしく、その影響を受け、みるみる垢抜けてきたとの噂…こんだけの大物芸能人でも、やはり女性のパワーにはお手上げなんですね〜笑。
故に、僕ごときが女性に頭が上がらないのは当たり前だとよく理解できました…苦笑。
今宵の気分でありますロゼのオススメカリフォルニアワインをまずオーダーしてから
アペタイザーはまず何かのアートのように登場する柚子胡椒とシーアスパラガスが決め手の「Kusshi Oyster」…あまりに小さな生牡蠣なのでワインとのマリアージュを楽しむ前にすでに 瞬殺でしたが、味はGOOD!!
そして「Kalua Pork & Cabbage Croquettes」は後からじわじわ襲ってくる チリペッパーウォーターをたっぷりつけていただきます。
スイートコーンの食感がたまらない「Kauai Shrimp Ravioli」は、ニューヨークにあるトーマスケラーの3つ星レストラン『Per Se』で修行時代、パスタ担当だったクリス・カジオカ氏 渾身の、さすがとしか表現できない素晴らしすぎる出来栄え!!
メニュー全般的に ハワイにしては、ポーションがどれも小さめなので、僕らには程よいサイズ感で丁度いいんですが、これだけはあまりに美味しかったので もう一皿頼みたいぐらいでありました…。
メインのお肉は「トマホークステーキ」もあったんですが、4〜5人前ということで諦めて、オススメの「Glazed Pork Belly」!!
甘酸っぱいビーツソースがかかった豚のローストを、マノアレタスやカブのピクルス、そして地中海料理でよく使われるスパイシーなHarissaソースを乗っけたクレープで巻き巻きしていただく
要は「ハワイ風サムギョプサル」とでも言いましょうか…これもうホント最高!!
付け合わせにオーダーした「Brussel Sprout Caesar(芽キャベツのシーザーサラダ)」と一緒に食べれば、さらに最高!!!
いやいや、『Roy’s』や『Alan Wong’s 』で巻き起こった一大パシフィック・リムブーム以来、久々にいただいたフュージョン料理でしたが、塩昆布出汁や梅酒なんかも使用したりして、もうわけわからないくらい一歩も二歩もさらに先に進化してるんだなぁと実感…
ドルチェの「アイスクリームサンド」も、一瞬ただのジンジャークッキーでアイスを挟んであると思いきや、僕的な感想ですが、もしかしたらこの味と食感は 京都の「八つ橋」を使ってるような気が…いやいや本当のところはわかりませんが…苦笑。
最初の1回転目は 毎日パンパンに満席ですが、20時過ぎだと空き始めるので、美味しいワインとつまみで二軒目使いにするのもいいかも…まぁ〜この頃流行りのお店は、なぜかみんな壁が赤レンガ造りのインテリアなもんだから、ハワイというかはまるでN.Yのソーホーやミートマーケットあたりにでも来たような錯覚に陥ってしまいます。
ということで、最近は着ることもなかったジャケット(と言ってもシャツJKですが…。)も今宵は初来店ということで久々に着用…もうすでに暗闇だと誰だか識別できないほど日焼けが浸透しており、巷で顰蹙を買っていることは重々承知しておりますので、あともう少しだけそっとしておいてくださいね。。。(笑)