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JUN 2010

紫玉蘭

「中華料理とお酒」というとわいわい大人数で円卓囲んで、一皿2~3人用の料理をシェアしつつ紹興酒というのが一般的なイメージですが、ついに我らが「中国飯店」がその常識を打ち破って東麻布の同グループの最高峰「富麗華」裏手に僕ら中華大好きドランカーの夢を乗せて『チャイナバル(中華バー)』をコンセプトに出店したのがここ『紫玉蘭』!
怪しげな上海の租界時代を思わせる空間で、スペインのタパス風な中華小皿料理から黒、白、赤などの五色異なった味覚で表現された麻婆豆腐などの土鍋料理や名物「黒酢の酢豚」,「北京ダック」なんかをつまみに、チャイナでは珍しくミッドナイトまでワインやカクテルをこんなにもリーズナブルにちびちびいけるわけですからこれはとっても便利!!
『とりあえずビールと餃子ねぇ~」的な駅前のラーメン屋的なオーダーもここではクコの実やナツメなんかが入ったエキゾチックなオリジナルサングリア片手に日本一と言っても過言ではないぷりぷりジューシーな「富麗華名物、焼き餃子」とくれば、一気にお洒落なメニュー構成に早変わり。「油っぽいしニンニク臭くなるから嫌っ!」なんつう女子軍団にも「また近々連れてってねぇ~」とリピートを催促されること請け合いです!
ただし...
ここはあくまでもレストランというよりはチャイナバー...。全てを知り尽くした中国飯店だからこそ実現できた、この味、このサイズ、この雰囲気、そしてこの値段と...提供できる限界の「本物に近い味」をここまで安く、好きなお酒とともに夜おそくまで気軽に楽しむといった「大人の遊び場」でありますので、「カジュアルすぎてちょっとねぇ...。」なんて言うこの店の狙い所にきづかないエグゼクティブ(?)な方々は、目の前のミシュランNo1チャイニーズ『富麗華』にてほぼ同じ味である高級バージョン点心等を数倍の金額でご提供しておりますので、よろしければやはりそちらのほうでご堪能のほどを...。
(もちろん『富麗華』が一番美味しいに決まってますが...プアーなわたくしはそうそううかがえませんな。。。あぁ~日本一の海老マヨと黒チャーハン食べたいにゃあ~!)
LINK:紫玉蘭

写真:
路地裏に怪しげにライトアップされた細長い一件屋『紫玉蘭』の外観と内観。1階がカウンターバー、2階がメインダイニング(なぜかシャンデリアがゴージャス!),3階が個室といった構成。この前はも「あなたとは違うんです!」と迷ゼリフをはいておやめになった自民党前内閣総理大臣ご一行もいらしていたほど年齢層も高くカジュアルとはいってもさすが中国飯店といったところ!