HOME > RESTAURANT > トラットリア.ケ.パッキア

気になるレストランをご紹介。

Blog

MAY 2010

トラットリア.ケ.パッキア

「イルボッカローネ」や「ラ.ビスボッチィア」などの本格的イタリアボナセ~ラ系の店が登場する以前は、僕ら東京生まれのボンボン育ち(自分で言うか?)の中でイタリアンと言えばやはり「キャンティー」派か「クッチーナヒラタ」派に二分されるいわゆる『東京イタリアン』というジャンル。。。
「キャンティー」系は分裂をした「Appia」をはじめシェフが独立した世田谷の「イルピアット」や六本木の「トラットリア.ダ.秋山」西麻布「バー52番」に代表されるイタリアンと言っても高級洋食に近い、いつ行っても変わる事のない伝統的なまさに東京に味...。
「ヒラタ」系は直系列の「ヴィーノヒラタ」やそこから独立したミシュランNo1店の「ピアットスズキ」のようにリアルイタリアンプラス何か新しいものを取り入れていこうと感じさせる、高級フレンチにみたいでいつ行っても驚きがあるんだけど...やはり安心感のある東京の味...等々と表現すればわかりやすいでしょうか。
そんな中、躍進し続ける「ピアット」が本店とはがらりとコンセプトを変えてボナセ~ラ系のがやがや&わいわい系のトラットリアを出したんだから失礼あるわけない。メニューは南伊中心、マンマ系の誰もが知っているものばかり!そしてこれまた本店とは一線を引いたリーズナブルな価格体なので女子だけの4人組や3~4人の部下をひきつれ、リーマンショックに打ち砕かれたあげくに今日も確実におごらされるであろうお父さん達にも安心して騒げるお店として今や大人気!「ヴィーノ」のソムリエだった小田君を中心にした接客も心地よくさらに、大きな大きな岡村シェフを見れば味は一目瞭然...いかにも美味しいもんつくりそうなご立派な体格が客の笑顔を生み出します!

写真は
*壁一面に飾られたイタリアのポスターやPHOTO等々...。
*カウンター内でもくもくと腕を振るう岡村シェフ。。。いつもお茶目な大きな大きな男マンマ!
*これこれ!このワイン!!『MARRAMIERO』シャルドネ~!!「ピアット」で最初に出会って一目惚れしためちゃめちゃ貴重で死ぬほどオーキーで超超色っぽい白ワイン!!(ピアットのソムリエにはこのワイン好きってことは相当変態ですねえと言われましたが...。)
あまりに美味しすぎてそればかり飲みまくってたら岡村シェフが気を使って僕用に、(本店しかなかったのに)「パッキア」にも入れてくれちゃいましたあ!プライスも良心的ではっきり言ってこの3倍でも文句ないぐらい!料理の写真も出さず申し訳ございませんが今ダントツ&ぶっちぎりの一品です!!