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NOV 2011

『Appia』のブイヤーベース

毎年寒さが身にしみはじめる11月ぐらいからわずかな期間だけ限定で...それもあまりに手間がかかりすぎて、週に一日(天現寺本店は金曜日、広尾店は火曜日)数人分しか出す事のできない幻の贅沢極まりない南仏生まれの海鮮鍋!!
それがわたくしの愛してやまないこの世でNO1のフェイバリッツ.イタリアン...『Appia』のブイヤーベースであります!!

伊勢エビ、アワビ、たらば蟹と...惜しむ事なく贅沢に煮込まれた普通のブイヤーベースには絶対に入らない食材に、まずは誰もがビビらざるを得ないのは仕方ないのですが、本当の主役は何と言ってもそこから出汁が出まくったそのプースー(スープ)であります!!つまりこんなゴージャスな具材で構成されちゃってるわけですから、どういう事になっちゃってるのか?...みなさま、もうおわかりですよね~??(笑)
もう言葉では言い表せない...訳わかんないくらい濃厚すぎるプースーになっちゃってるわけですよ!これがぁ~!!
言っちゃあなんですがここのを一度食べてしまうと、他で同じ料理を食してたところで「魚介風味のお湯」ぐらいにしか感じなくなってしまいそうであります。。。
もともと幼き頃から「アメリケーヌ.ソース」が大好物でそのままゴクゴクと飲みたいぐらいだったわたくしにとって、ここの具を食した後の『Zuppa di Pesce』はまさにパーフェクトとしか表現のしようがなく、他では決して味わえない逸品なわけでございます。。。(昔、タヒチに撮影に行った時に一度、海辺のフレンチでとんでもない「Soupe de Poisson」に出会いましたが...。)

とは言っても、美味しすぎるからといって興奮して飲み干してしまうのはまだまだ『Appia』常連としては青い証拠。。。
飲み干したいキモチをぐっと抑え、涼しい顔でスプーンを置けば、「それでは...。」とお店の方が一度お皿をきれいに撤収し、その数分後に登場するのがこれこれ!!
その残りプースーでさらに美味しくクックし直した究極の「魚介のスープリゾット」であります!!!
もう味は表現するまでもなく...この文章書いてて思い出しただけでクラクラしてきたのでもうやめさせていただきます...。
ちなみに値段はだいたい一人前¥7500(ここ『Appia』は基本メニューがないのではっきりとはわかりませんが...。)......もちろん究極の前菜も究極のパスタたちも食べるわけですから(あっ!究極のガーリックトーストもね!)、
頼み方としてはお二人で一人前をシェアをするのが美しいと思われます。。。
でもあっちに伊勢エビ、こっちにアワビと大物食材はそれぞれ別々に分けることになってしまいますので、喧嘩になりそううな食いしん坊カップルの方たちは、他を控えめにしてがっつり一人前づつオーダーするようお願いいたします。
相当、広い意味での「ふところ」に余裕がないと、おそらく確実にファイティング魂に火がつく事間違い無しでありますので。。。(笑)