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SEP 2011

SANTA MARIA NOVELLA

自慢ではありませんが、撮影の朝、ロケバスに乗り込むと結構な確立でモデルちゃん達に「カズさん入ってきたら超いいニオイ~!」と言われて気分よく過ごしてきたもので、実は自分的にはこの『香り』というものに今までまったくこだわったことがなく(何も興味ないのか?お前は!)、いつももらいもののブランド香水何種類かを適当にその日その日の気分気ままにふりかけては表に出ておる感じでありました......が。。。
歳をとればとるほどなぜかより自分らしいものを確立したくなってくるもので、そろそろ自分なりのこだわった定番の「香り」を決める頃なんじゃないかといきなり思い立ったものの、どうやって見つけ出そうかと悩んでいたその時、これまた偶然にもつい最近始めた『FACE.BOOK』に昔からの知り合いでたまたま「サンタ.マリア.ノヴェッラ」の関係者からのお友達リクエストが入ったもんだから「これだ~!」とすぐにコンタクトをとらせていただき(単純?)さっそく翌日、銀座店で42種類もの香りの中から選びに選び抜いたのがこの『トバッコ.トスカーノ』!!(トスカーナの男らしくかつ甘ったるいタバコの葉の香り)

西暦1221年に世界最古の薬局としてフィレンツェに創立された伝統あるこのブランドは、創立者であるドメニコ修道僧が当時から作り上げてきた手法を今でも忠実に守って製造されている為、生産量にも限りがあるうえに、
その香りの裏に様々な歴史に秘められた逸話が隠されておるもんですから、そんじょそこらの香りとはわけが違ってなんてったって「高貴」すぎる香りなわけであります!!

ようやくこの歳になって自分の香りにもただ流行や爽やかさというだけでなく何かしらの意味を持たせたものにすることによって、より豊かな時間を楽しむ余裕が生まれるということを知り、またひとつ大人の階段を登ってしまったわたくし。。。(もうだいぶおっさんだっつうの...。)
大人の色気を大事にしたいお年頃としては、とにかく「甘く危険な香り」をモットーに、店員さんにも目を細められながらもまだ嗅ぐのかっつうぐらい嗅ぎまくって決めたオーデコロンでありますんで、しばらくはこの香りで攻めれるだけ攻めてみようかと思っておる今日この頃であります。。。