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JUN 2011

『馬麺のイタリアン』

以前「気になるレストラン」のところでご紹介させていただいておる、わたくし的には「麻布イチ!」いや「港区イチ!!」と言い切れるほどマイウ~なラーメン屋さん...というか中華そば屋さんのおなじみ『馬麺』でありますが壁のはじっこ...おつまみメニューの欄にペラッと張り紙されている謎の「イタリアン」という文字に気づいて「あれはいったい...???」と夜も寝れずにいられる方々の為に(いるかっ!)その謎を特別こっそりお教えしましょう!!

実はこれこそ今までに見た事も聞いた事もない、『馬麺オヤジ』会心のオリジナルラーメン「イタリア風馬麺」のことでありまして、またこれが美味いのなんのってあ~たっ!一度口にしたらもう誰もが虜になること間違い無しなできばえなんであります!!注文が入ってから作り出すフレッシュなトマトを使った酸味のきいたとろみスープには、ほどよくとろけたチーズがからまり合って、まさに今までにありそうでなかったパーフェクトな中華とイタリアンのコラボレーション!!一瞬「酸辣湯麺」(お店的には「イタリアン」の上に書かれている「黒酢ラージャン麺」というのがほぼそれらしいです!)っぽく感じますが、よりわかりやすくご説明いたしますと、卵かなぁと思ったらそれだけじゃなく後から糸をひきながらほどよくとろけた濃厚チーズが口いっぱいやってくるは、お酢が効いてるのかなぁと思えばそうじゃなく、乾燥バジルの風味とともにフレッシュトマトを煮込むことから生まれる絶妙なる酸味であったり...その上最後にトッピングされる「紫タマネギ」に至ってはシャキシャキとした食感だけでなく、見た目的にも我々アーティストをおちょくるかのような暖色系の憎いカラーグラデーションまで見せつけられる始末...(本職のコーディネートの参考になるではないですかぁ~!)嬉しすぎる裏切りの連続に。。。う~ん...恐るべし『馬麺』であります。。。
やはりここは全員一致でこの驚愕の中華そばを「イタリアン」と命名しようじゃありませんかっ!!ってまだ食べていませんでしたね??(笑)
とにかくどのメニューも全て文句なしの『馬麺』ではありますが、これに出会ったらもう最後...どうしてもこれを食べずに帰るわけにはいかなくなってしまいますので(わたしだけ?)その他のメニューももう少しお楽しみになりたいという方々はいましばらくオーダーしないほうが懸命だという事だけは忠告をさせていただきます。。。

PS:通い詰めたかいあって、あれだけ愛想ゼロだった大将がこの頃やたらやさしく接してくれるようになりました。その上なんと!何も言わなくてもお会計をすると『小川カズ事務所』と書いた領収書を渡してくれるまでに!!(驚)
初めてそれを受け取った時、嬉しさのあまり僕の頬にはいつしか熱いものが流れ出していました。。。(おおげさやねん!)