今宵はまさかの
「ホッピー」からのスタートとなった(笑)もうかれこれ30年近くも通い続ける西麻布の焼き鳥の名店『鳥とも』!!
この変わらないお通しの「マカロニサラダ」と
「ほうれん草のおひたし」が静かに旨いんだよね〜。
焼き物はもちろんですが、ここの名物といえばまずこの「凍結酒」!! キンキンに冷えた冷酒を冷凍庫で凍らせたグラスに注ぐと…あれよあれよという間に不思議や不思議、シャーベット状に〜!!
あまりの飲みやすさに、あっという間に数本空けてしまうので要注意であります。
そしてつまみの名物4連発…
まずは考えられないくらい細かく細切りにされた野菜たちやささみ肉に特製の酸味の聞いたゴマだれをかけ、混ぜ混ぜしていただく「錦サラダ」!!
これ、全て手作業って凄くないですか? つまりとても手間がかかった愛情たっぷりの一品…この日もあまりに美味しくてお代わりしてしまいました。
そして僕がいつも「日本一!」と声を大にして言い続けている 一見何でもない「冷奴」…ところがこの上にのった「さらし玉ねぎ」がまたしっかり時間をかけて仕込まれていて、なめらかなお豆腐との相性抜群なわけであります!! これまたいつもお代わり必至なひと品…。
さらに究極の「鳥わさ」と
「梅たたき」のささみ2トップは、鳥肉とともに その濃厚な手作りのわさび醤油&梅ペーストが絡みに絡んで、それぞれの 旨味がギュッと凝縮された素晴らしき逸品!!
小さな小鉢にちょこっとだけしか出てこないわりには¥950というややお高めな設定も、店の自信の表れと言えるでしょう…。
「おしんこ盛り合わせ」で一息入れたら、
ここ1〜2年前から入れ始めたチリやオーストラリアのワインたちに移行しつつ、
そろそろ焼き物たちの登場であります!! 焼き鳥の名物は「ねぎま」と「はさみ」だけに存在する「塩」でも「たれ」でもない「味噌だれ」!! これにこの店特製の辛いというかは旨味の方が強い「からし」をつけていただくのがこの店での通なやり方…。
もちろん創業以来、継ぎに継ぎ足されてきた濃厚な「タレ」はそりゃあ完璧!! 僕の大好物であります「つくね」や「ぶつ」(鶏肉のみ)なんかは確実に「タレで !」としっかり大きな声でオーダーしましょう。
だって、なぜか焼き鳥屋さん全般に言えることなんですが、味に自信がある大将に限って「うちのオススメはオール塩! 」っていうところ多くないですか??
ここの大将も例外なく 昔はめちゃ頑固で、「タレで!」と言ってるのに 聞こえないふりして堂々と「塩」で焼いてくることも少なくはなく、一時 困ったちゃんだった時代(笑)もありましたが、今やさすがに丸くなってちゃんと好みを聞いてくれるようになりました…苦笑。
最後に「小玉ねぎ」らの野菜焼きやら
「鳥スープ」or「鳥スープ麺」なんかで〆ればもう最高〜
今宵の晩酌仲間…『Vandori』笹岡社長と『SARTO』のディレクター兼『Mr.Fenice』代表の鎌田さんらもたいそう満足していただけたご様子でありました…。
ということで大いに飲み、語り合ったところで一軒目を後にし、西麻布の二軒目と言ったらもちろん『CHIANTI 西麻布』!!
それぞれオヤジ3人が 目移りしつつもワゴンで果てしなく出てくるドルチェたちを年甲斐もなく念入りにチョイスし終わったら、頼むものはただひとつ…必殺 がぶ飲み「 1リットルハウスワイン」!!...僕のドルチェチョイスは相も変わらず 当然のごとく「チョコレートムース」!!
敷居が高いと思われがちな「CHIANTI」なので、皆さんあまりこういったカジュアルな使い方をしないみたいなんですが、特に西麻布店はこのような食後のバータイム利用が最高に便利!! 深夜2時まで営業してるし使い勝手抜群なんであります…。
あ〜ダラダラワインを飲んでたら、悪い考えが頭に浮かんできました…「そういえば『鳥とも』で炭水化物食べてないなぁ…。」って。こりゃあヤバイパターンだな〜…。
と 御二方と別れて 気がついたらもう無意識に『赤のれん』に入っているじゃないですかぁ〜!! それも「ビール」と名物の「水餃子」まで頼んで…汗。
あ〜あ、年甲斐もなくまたまたやっちゃいましたよ〜「ラーメン バリカタ」!! でも今日はいっぱい働いたし、酔っ払いだし、旨かったからいいとしましょう…やはり人に厳しく自分に甘いのが、わたくしのでポリシーでありますし…苦笑。
もちろんタクシーなど乗らず家まで歩いて帰ります。。。