ロシアを代表する劇作家、アントン・チェーホフの戯曲『桜の園』をベースに、新しい視点を盛り込み、大胆な脚色を加えた『24番地の桜の園』で5年ぶりに舞台の主演を務める我らが高橋克典の勇姿を覗きに
渋谷のBunkamuraシアターコクーンへ行ってまいりました!!
奇才、串田和美氏演出の複雑かつ繊細なこの舞台は、「桜の園」と呼ばれるとある資産家の敷地の土地売買をめぐって、その時代の社会的転換期の中でそこに生きる様々な人たちの苦悩や葛藤を、シリアスとユーモアを交差させながら描いた作品…
KATSUはその「桜の園」に出入りする使用人で奴隷の息子だったものの、今は商人として成功している主人公「ロパーヒン」役を演じております。
声もしっかり出ていたし、そんなにかむこともなく(笑)、頑張ってたなぁ〜日頃からその準備段階を近くで見ていたものの、さらに実際のステージを目の前にして この舞台にかける彼の意気込みを感じました!
楽屋見舞いに立ち寄ると、「カズ! お前その顔 絶対寝てただろ〜!」とKATSU…(笑)
おいおい 第一声がそれかい!!
いえいえ寝てないよ〜飲みすぎてて顔がむくんでるだけであります。
第二部からとても利口そうな本物のヤギがずっと舞台の上繋がれているのですが、そのヤギがやたらといい味を出していたので、そんなことをいうKATSUが「どうだった?」と聞くもんだから「いや〜ヤギの演技が1番よかったよ〜」と言い返してやりました…(爆)。
そうそう、そういえばこの楽屋前に飾られたダークグリーンののれんは、子供を同じ学校に通わせている、僕も親交の深いパパ友の市村正親氏からいただいたもので、この色はKATSUの母校 青山学院カラーらしいです。やはり大御所は粋な贈りものをするもんですね〜。。。
19時からの舞台はテンポよく無事に22時前には幕を閉じましたが、いつものごとくここからのディナーをどこでとるかが問題…しかし時間が時間なのでやっているお店は限られてしまうんですが、なんかコンサートや舞台の後って、無性に肉が食べたくなるんですよね〜(笑)。
頭がまだLIVEが終わったばかりで現実離れしているというのか、この歳になると日頃あまり肉を食べる機会が少ないので、なんか夢に見る焼肉がつい頭に浮かんでしまうんです。
ということで本当は麻布十番の大のお気に入り『やよい』に行きたかったんですが、近頃やたらテレビやマスコミに登場しているので 嫌な予感がしていたら 案の定閉店までいっぱいとのこと…(涙)。あ〜ついにここも予約が取れない焼肉店になってしまったかもな〜。。。
では仕方あるまいとすぐに頭を切り替えて、幼き頃から通い続ける西麻布『十々』に向かい
僕的には幼い頃から慣れているせいか ここの味が1番!! 自慢の「黒毛和牛のユッケ」から始まり
珍しいカリフラワーのキムチも入った「キムチ盛り合わせ」、
誰が食べても100パーセント美味しい「十々サラダ」とグリーンファーストをしっかり実行した後は、
この店ではこれを食べなきゃ始まらない、隠れた名品「黒毛和牛タンカルビ」…コレ、マジ ヤバし!!
正直「タン塩」なんて食べてる場合じゃありません!! ここに来たらコレ !! 騙されたと思って絶対にコレの塩をオーダーしてくださいね〜!!
あまりの旨さにひっくり返りますから…笑。
その後は系列店『まんぷく』直伝の名物「カルビ塩」、
年寄りならではの「薄切り赤身肉」、
そして柔らかすぎる「ハラミ」を40年以上続く秘伝のタレでいただいたら
最後の〆肉はこれまた仕様の「塩ロース」…で、やめればいいものをやはりそれだけでは終わらず、やっぱ食べちゃうよね〜
「十々名物ガーリックライス」!!
いつも思うんですが 、あまりに味がしっかりしすぎてて、このガーリックライスをおかずに白飯を二杯は食べれそうであります…笑。
気がつけば深夜1時もまわり…大丈夫かね〜こんなに食べて…苦笑。
翌日は舞台は休演日だと言うのに、仕事は休むことなく 早くもお昼からバラエティー収録…この日は僕も大好きな番組のテレビ朝日『あいつ今何してる?』にゲスト出演する高橋克典氏。。。
本番前にやらなければいけないメール送信をまめにこなしてからの、この日は結構楽ちんなわずか1時間だけの収録…
後ろに飾られた青学ラグビー部時代の若き写真を横目に 本日の衣装は、いかにもボクが好きそうなネイビー×グレーの『CIRCOLO 1901』ジャケットに 光沢のある『Giannetto』のネイビーシャツ&『L.B.M.1911』のやはりネイビー×グレー ヘリンボーン風ジレ
トラウザーズはデニムチックな『BRIGLIA』のコットンパンツといった全体をグレイッシュなネイビーで品良くまとめた装い…この日も その当時から会っていない青学の小学校時代の友人が2人登場する流れでしたが、若い頃は恥ずかしがってあんなに嫌がってたのに、ここのところやたらと『青学』出身だということを全面的に表に出している 、本当はリアルお坊ちゃまのKATSUであります。。。(笑)
PS:テレビ朝日で収録終了後帰ろうとしていたら、前から以上に可愛い娘が「あ〜カズさ〜ん!! 超久しぶりってカズさん、まったく変わらなくてびっくり!!ちょっとおかしくない?」と声をかけてきました…誰だと思います? なんとそれはデビュー当時から数年間僕がスタイリングを担当していた
女優の内田有紀ちゃん!!
お世辞でもそんなことって言ってくれて嬉しかったよ〜有紀こそ驚くほど何も変わってなくてびっくりだったけど…笑。
彼女こそ僕が担当した女性タレントの中で最もクリエイティブな娘でありました…ホント、あの頃はとんでもない人気でありましたね。
懐かしいなぁ。。。