つい最近投稿したばかりですが、焼鳥激戦区 麻布十番に新たに参戦した『焼鳥 佐田十郎』の魅力についてもう少し詳しくお伝えすることにいたしましょう。
今回は、わけあって、入り口付近に設置されているお寿司屋さんを意識したような4席のみのカウンター席で
目の前に広がる大きな「焼き鶏冷蔵庫」を見ながらのいただくことにしましょう…そのわけは後ほど…。
まず定番の濃厚「鶏スープ」、ゆずの効いた「大根おろし」、シャキシャキ「お新香」の3点盛りのお通しが出てきますので、
とりあえず一杯…今宵は樽熟成の甲州『Ikeda Winery』の白をオーダーしてみました。そうは言っても僕好みの樽の香りはゼロでありますが、とても爽やかで涼しげなのどごしなので、この季節にはぴったし!!
この前はいただかなかったんですが、この店自慢の旬のおばんざいメニューから、本日は「ピーマンの揚げ浸し」「春菊と湯葉の白和え」「ごぼうと牛肉の山椒風味」なんかをつまみに
一応 歳相応に身体のことを気にしつつの「ベジファースト」を実践して「根菜と季節野菜のオイルサラダ」をモリモリいただいたら
自慢の熟成鶏を使用した「首肉(タレ)」あたりから焼き物のスタート…
絶対食べないわけにはいかない 店一番のオススメでありますふっくらジューシーの「佐田十郎つくね 月見ソース添え」や
博多一番鶏の胸肉に皮を巻き付けて焼き上げた「ひなとろ」や同じく珍しく胸肉で作られた「梅紫蘇」なんかが僕のオススメであります。「えっ?そんだけ?」と言われそうですが、ここの焼鳥は結構しっかりとしたボリュームなのもんだから、オジサン的にはいっぺんにオーダーすると食べれなくなる可能性が高いので、とりあえずどうしても食べたいものから少しづつ頼む方が安全というわけ。
だってこの店はまだまだオススメの名物つまみがたくさんあるので、少しは胃袋のスペースを開けとかないといけないわけであります。
その『名代』と題された自慢のつまみ其の1は、鶏肉も牛肉も一緒に鶏スープで煮込まれた、濃厚かと思いきやまさかのあっさり「肉豆腐」…
この自家製「トマト味噌」をつけて、自分なりに味の濃さを調整しながらいただきます。
自慢のつまみ其の2は絶品「一夜漬け 鶏あたりめ」…これ最高〜!!
ネギたっぷりの「山椒醤油」につけていただくんですが、そりゃぁお酒が進むのなんのって こりゃあ呑兵衛にはたまらんひと品!!
そして最後に其の3 「季節の小鶏包 3種」…「小龍包」じゃないですよ〜「小鶏包」ですよ「小鶏包」!!
つまりふわふわなつくね団子に その時その時の旬な食材がトッピングされて蒸し焼きされたものでありまして、どちらかというと「小龍包」よりは「焼売」に近い感じ…本日は「パクチー」、「練り梅紫蘇」、そして超美味しかった「柴漬けもろ味噌クリームチーズ」の3種類での登場でありました。
これで最後にサービスで提供される、五臓六腑に染み渡る究極の「しじみのエスプレッソ」をいただいたら、もう満腹すぎて〆の炭水化物までたどり着くことはできません…。
と、ひと通り僕流の流れを説明したところで 、先ほども軽く触れましたが、なぜ今日は入り口付近のカウンターなのかと言いますと…
あれ?なんだ?このメニュー?
「愛犬お品書き」???
そうです… そ〜なんです!! な、な、なんとこの席だけはペットご同伴可なスペシャルシート!!!
グラ姫のこの顔みてください〜なんて嬉しそうなんでしょうかぁ〜!!!
半個室なので他のお客様にも迷惑もかからないし、
焼鳥片手に堂々と愛犬とイチャイチャできるなんて、
こんな麻布のど真ん中で まるで夢のような話じゃありませんか〜!!
ただし 目の前で焼いてて いい匂いも充満しておりますのでもちろんお利口さんに限りますけど…笑。
贅沢な姫は、地べたに座ることは決してしないので、どこの店でも必ずや専用マットを敷いてパパと同じ席に座ります。
ただ、外から見るとこんな感じで あまりにやたら美しくライトアップされているので、まぁ〜目立つのなんのって…苦笑。
通りすがりの人たちがみんな「あっ! ここわんちゃん入れるんだぁ〜!」と興奮気味に大声をあげながら過ぎ去っていくのがまる聞こえなわけなんであります。
あ〜それにしても正直 紹介したくなかったんだけど書いてしまったなぁ〜(苦笑)。
だって最高だもんね〜愛犬とワインと焼鳥…なんかかつての流行歌の歌詞みたいでありますが(笑)、とにかくこれからの季節は席の取り合い必至が懸念されつつも お店のありがたくも憎い演出に感謝感激としか言いようがありません。
是非 皆様も麻布にお立ち寄りの際は、路地裏で最高な鶏料理を愛するワンコとともに堪能してみてくださいね。。。