去年あたりから出始めておりましたが、今シーズンのパンツラインは 2タック入りのやや腰回りから太ももにかけてだいぶ余裕のあるラインに変わってきており、まだまだ一般的には難しいかもしれませんが、特に『THE GIGI』や『BERWICH』に代表される激しくテーパードを効かせた80年代ぽいシルエットのものをくるぶし丈ぐらいの長さで履く感じが今シーズンの僕の気分…。
となると自然にシューズのラインも少々変わってくるわけで、今までのシャープなタッセルやスリッポンなんかでも決しておかしくはないんですが どうしてもパンツのそのぼってり感に合わせて やや丸っこくてブサイクな靴を合わせたくなってくるわけであります。
そこで目をつけたのが、今シーズンまたまた『BEAMS』や『astile house』etc…でも新たに力を入れて仕入れている『CROCKETT & JONES』の代表的なローファー「BOSTON」のあのクラシックな丸み…。
この古くから親しまれているバンプが短くトウが丸い、一歩間違えれば学生時代の通学時に履いていたような「ちょいダサ」感が実に今っぽくて、80年代のデザイナーズ時代に似て非なるモード感がありながらクラシックさも残した今年のパンツラインとの相性が見事に絶妙なんであります。
200足近くは楽に保持しているので 多少は似たようなものがあるかと探してみたものの、気に入ったイメージのものがなく、
早速、従来の「ボストン」の木型をベースにしつつ より日本人の足型にフィットさせるよう、 かかとやウエストラインをややスリムなサイズ感に修正した「ボストン2」を『BEAMS F』で購入…もちろんお決まりの素足で軽やかに、この春夏一番のヘビーユーズに決定であります。。。